先日、30年来のお客様で、

お仕事の関係で各地に行かれても

ずっと変わらないお付き合いを続けてくださっている

素敵なご夫妻と、社長、母の五人で、

弊社のワインセラー内のお客様用ロッカーで大切にお預りさせていただいている、

ご夫妻所有の偉大なるワインをご一緒させていただきました！







驚く事に！


1961年のムートンは、まだまだいけるポテンシャルを感じさせるものでした。


DRCのラ・ターシュも、風邪が治ってしまうくらいの（笑）ハイテンションに！



いずれも、身体にも心にも染み渡る、美味しさでした。







社長である父と、

普段父も私もワイン教室を自らが開催しているテイスティングルームに座り、

ゆっくりとワインそのものに一緒に向き合うのは、

私が入社してからおそらく初めての事です。






そのご夫妻が父の影響でワインにどれだけ傾倒していき、

どれだけ人生においての楽しみをもらったか…

というお話をいろいろ聞かせていただき、

改めて、頑固親父（笑）のワインに対する愛とパッション、

ややもすれば誤解を招くかもしれない程の真っ直ぐさ…

普段私には全く何も言わない父の無言の教えみたいなものを、

ご夫妻から教えていただいたように思いました。







ワインが素晴らしいご縁を結んでくれたり、

偉大なるワインから幸せな気持ちや喜びをもらったり、

はたまた、父と向き合う機会になったり…


「これぞワインが成せる業」という父の口癖を、

深く感じずにはいられませんでした。






来年創業80年を迎えるにあたり、

これからもとにかく元気で、

父のライフワークであるワイン道に思う存分邁進してくれれば、

娘として弟子として

こんなに嬉しい事はないな…と

心から願う夜でもありました。






偉大なるワインに、素晴らしいご縁に、

そして、頑固親父（笑）に…乾杯！






Fご夫妻に心からの感謝を込めて。